どうなる薬のネット通販?規制仕分けで薬のネット販売が議論されます

政府の行政刷新会議は、2011年3月6日~7日に行う「規制仕分け」で、市販薬のインターネット販売を巡る規制のあり方について議論する方向だそうです。

改正薬事法が施行されたのが2009年6月のことです。リスクが小さい「第3類」の薬を除いてネット通販が禁止され、「第1類」と「第2類」の薬は原則として薬剤師のいる店舗での対面販売のみとなりました。

この薬のネット通販を規制する問題に関しては、健康食品・医薬品のネット通販大手「ケンコーコム」が訴訟を起こしていましたが、2010年3月に訴えは退けられています。

薬局がない離島に住んでいたり、施行前から購入したりしている人が同じ通販会社で継続購入する場合に限って2011年5月末まで第2類の薬剤のネット通販は認められてきましたが、規制仕分けによって一般のネット通販利用者がオンラインで薬の購入ができるようになるか、という点が注目されます。

1ネット通販利用者としては、店舗の開店時間や立地の問題もあるので、テレビ電話等を使ってネット上での対面販売で購入できるようにしてもらいたい、という気持ちです。

■参考ページ
薬ネット販売広がるか…「仕分け」論議開始(読売新聞)